**足利将軍一覧**
①尊氏:室町幕府の初代征夷大将軍
②義詮:足利尊氏の第三子
③義満:南北朝合一を実現し将軍の絶対的な権力を確立
京都北山に金閣寺を造営
④義持:室町時代では比較的安定した時代
⑤義量:疱瘡を患うなど病弱で,16歳で将軍就任,2年後に死去
⑥義教:仏門にあった義教は義量の急逝により,管領畠山満家の発案による｢くじ引き｣で複数の候補者の中から将軍に選ばれた
義教は赤松邸で祝宴の最中に暗殺
⑦義勝:9歳で将軍職を継ぎ在任8ヶ月で死去,在任中は管領の細川持之が実権を掌握
⑧義政:政治的は無力,文化面では功績を残している
東山の地に銀閣寺の造営やわび・さびに重きをおいた東山文化を確立
⑨義尚:幕府権力の確立に努めた
⑩義材:将軍に就任したが実権は管領細川政元が握り将軍職を廃さる
諸国を流転し島公方,流れ公方とも言われた
⑪義澄:管領の細川政元に擁立されて将軍に就任するが大内義興に後見された前将軍義稙が京都に迫ると翌年に将軍の地位を追わる
⑫義晴:将軍の権威は失墜し飾り物でしかなかった
⑬義輝:11歳で将軍就任
三好長慶が幕政の実権を牛耳る
⑭義栄:1568年2月に第14代将軍に就任したが,9月に織田信長が足利義昭を擁して入京したため阿波国に逃れる
⑮義昭:越前の朝倉義景等のもとを転々としながら,将軍家再興を目指していた
明智光秀から織田信長の援助を得て1568年に上洛し15代将軍となる
その後,信長包囲網を形成し信長討伐を企てるが武田信玄の病死により信長包囲網は瓦解,その後も信長討伐を企てるが失敗し室町幕府は滅亡